こっそりと

ネット環境復活。 早速金曜日に食べたポルトガル料理のこととか最近読んだ本のこととか書きたいのですが、間の悪い感じで風邪をひいてダウン。この間の悪さが私らしい。 でもまあ、明日から、書きます。諸事情により一日一冊ペースから大幅にダウンしたので…

そんな時は何もせずに眠る眠る

15時。Kちゃん来る、本を詰め込んだだけで用意した段ボールをほとんど使い尽くしてしまう。昔話をしながら梱包、梱包。一人暮らしの男性の家にあるまじき調理器具の数々にもエピソード。夜は中学受験の塾と葱料理屋に面したカフェで、いつものようにずるずる…

お茶大COE文献討論会(Laura Mulvey, _Visual and Other Pleasures_と_Death 24×a Second_, #5)に行ったぜ!

フェミニズム映画批評の草分けといわれる"Visual Pleasure and Narrative Cinema"(_Visual and Other Pleasures_, #3)*1。この論文が後に巻き起こした、彼女の二項対立図式の単純さへの批判、あるいは「では実際の女性観客はどうなる?」という*2素朴な疑…

喋る笑う恋をする

会うたびにアジアンカフェに入り浸っているわたしと友人のシメサバさん(仮)。「杉なんて滅べばいいのに」とわたしが言うと、「杉は花粉じゃなくて細胞分裂でふえるべきだと思う」とシメサバさん。イメージ的には、成長した親杉から、小さな杉のこがぽろぽ…

最近読んだもの&一言メモ

街場の現代思想作者: 内田樹出版社/メーカー: NTT出版発売日: 2004/07メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 10回この商品を含むブログ (61件) を見る疲れすぎて眠れぬ夜のために作者: 内田樹出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2003/05メディア: 単行本購入: …

僕はにわかでできている

新カテゴリ「芝居」立ち上げ。 実を言うとですね、修士論文提出以降やらなくちゃならないこと―引越しや研究計画の見直しや小説・理論の読書、それからますます混迷としていく人間関係―を棚上げして、日に日に目減りしていく預金通帳に目をつぶり、にわか芝居…

現実のデザートへようこそ

考査に備えて修論の見直しを開始。我ながら酷いなこれ。 執筆中にひたすら聴いていた音源*1を友人に勧めたところ、「前にメルで教えられたよ」とのこと(しかも深夜、というか明け方に)。年はとりたくないなぁ、としみじみ思った24歳の冬。Welcome to the D…

Stanley Elkin, _The Magic Kingdom_

The Magic Kingdom (American Literature (Dalkey Archive))作者: Stanley Elkin,Rick Moody出版社/メーカー: Dalkey Archive Pr発売日: 2000/10/01メディア: ペーパーバック クリック: 2回この商品を含むブログ (2件) を見る子供が死ぬのは悲しい。私達のい…

全て明日のパーティ

シネマ2の横のひたすらだだっ広い通り(夜には灯りが滑走路か昔のSFのよう)や、壊れたガードレールが何十個も並ぶ空き地。立川も散歩してみると意外と色々見つかるものです。セックスなんてこわくない―快楽のための7つのレッスン (文芸スペシャル)作者: …

昨日の星屑

三連休、どこにも行かず引きこもり。タリーズで三日続けて六時間粘ったらとうとう追い出されたので帰宅。夕飯はアジア風スープご飯(付け合せはセロリ等の温野菜)。 <作り方> 玉葱はみじん切りにして炒める。色が変わってきたら人参のみじん切り、パプリ…

20070211

ここ最近緩みっぱなしなので、ストイックに二日ほど断食でもしようかとたくらんだ。が、昼過ぎにあっさり断念。スタ丼という名前からして断食とは対極にあるような食べ物に陥落。快楽万歳。 一月ほど前にいただいた70冊ほどの本を少しずつ読み始める。今年中…

20070210

えぇと、お久しぶりです。今日からまた読んだり書いたりします。よろしく。

ハイナー・ミュラー「ハムレットマシーン」

ハムレットマシーン シェイクスピア・ファクトリー (ハイナー・ミュラー・テクスト集)作者: ハイナーミュラー,Heiner Muller,岩淵達治,谷川道子出版社/メーカー: 未来社発売日: 1992/08/01メディア: 単行本 クリック: 20回この商品を含むブログ (7件) を見る…

20070113

冠詞とか考えたやつマジ死ね。

ていうか

泣ける。(修論書き、博論書きの方必見!)

we are vanishing quietly

もしもあなたが、午前四時に遠く窓の向こうから聞こえてくる奇声のような声に眠れないでいたら、それはどこかの大学の研究室の屋上で、論文に行き詰った一人の大学院生が叫んでいる声です。怖がらないでいいのでぐっすり眠ってください。

Escapism and Imagination

サボっていたつけが回って、いよいよ修論が修羅場ってしまいました。いやあ、はは、本当に我ながら情けないですがこれでもあと4日で24歳です。 気分転換に日本語を書こうと思ったものの、他に何とも触れ合っていないので例によって例の如くリチャード・パワ…

in or i、i nor i

そうそう、一番大事なことを書き忘れていた。その発言をした人物─彼は「ストレートの男しか欲望しない男性」なのですが─の名前が、「祈」(いのり)というのです。

Narcissism and Ethics

anodeさんの日記にコメントしようと思ったのだけど、長くなったのでこちらで(勝手に引用してごめんなさい。もし気に障ったら言って下さい、すぐ消します!)。 ※2006/01/07追記 以下のanodeさんのエクリチュールの誤配性についてのくだりと、その下の小説の…

たくさんの遊びに飽きたら

May will be fine. Oh ay, but then we shall be twenty-four 五月はきっときれいだろう ああ、でもその頃には僕たちは24になっているんだ 旧年中はたくさんお世話になりました。 思いっきり楽しみましょう。 Yours Sincerely, Lisbon22

夏雲ではなく夏蜘蛛

リチャード・パワーズ関係の資料を読み返していたら、今年の春にあった村上春樹シンポジウムの基調講演の時のメモが見つかったのだけど、気分転換半分に読んでいるうちに、なんとなく頭の中にスピッツの草野マサムネの声が流れてきて離れない。昔うちの師匠…

Let's hope it's a good one

「ピーターパン症候群」という病気はぼくと同じ1983年にうまれた*1。病気がうまれる、というのはフーコー的な意味で・言説としてうまれるのであって、そこには何かしらの権力と欲望がどうしようもなく絡み合っている。言ってしまえば「我々」(僕のような闘…

私の馬鹿心

友達のmixi日記を見て、無性に苺を入れたシャンパンが欲しくなって西友へ走る。駅前のロータリーで何となく線路のほうを見ると、オレンジの電車が止まっているのが見えた。なぜだか妙に違和感を感じて、数秒経ってから三角屋根の駅舎が完全に取り壊されてい…

Coffe-Milk Crazy

論文執筆と現実逃避の散歩以外何もしていないので、日本語でものを書く感覚を忘れないようになんとなく珈琲のことでも書こうと思う。 最近は紀伊国屋で買った100g430円のウィンナローストを飲んでいる。僕は珈琲のあるなしで読書速度が20〜30%変動するよう…

戦争にはちょっと反対さ

ぼくは、中身のない会話がすきだ。中身のない会話をしているときは、休日の神さまとうまくやれている気がします。休日の神さまは気合の入ったデートの時にはなかなか光臨してくれないくせに、何気ない平日の午後にふっとやってくる(気合の入ったデートなん…

小説の誕生

小説の誕生作者: 保坂和志出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/09/28メディア: 単行本 クリック: 16回この商品を含むブログ (78件) を見るぼくにとって、保坂和志を読むことは翻訳をすることに似ている。いや、この人の日本語が読みにくいとかそういうこと…

Simians, Cyborgs, and Women

Simians, Cyborgs and Women: The Reinvention of Nature作者: Donna J. Haraway出版社/メーカー: Free Assn Books発売日: 1996/07/01メディア: ペーパーバック購入: 2人 クリック: 3回この商品を含むブログ (3件) を見る再読。というか細かいところ(免疫学…

フロイトと非ヨーロッパ人

フロイトと非‐ヨーロッパ人作者: エドワード・W・サイード,長原豊出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2003/10/25メディア: 単行本この商品を含むブログ (9件) を見るフロイトのテクストを読み返すサイードを、我々はなぜ読み返すのだろうか? それは─訳者あとが…

欲しいものを全部言いなよ

休日。午前9時帰宅、11時に電話を受けて半時間ほど話したあとまた寝て、本屋とスタバを巡って小沢健二とcabaretmodernと曽我部恵一をききながら半身浴をしてまた眠った。ライフ・イズ・ソー・スリーピィ(いや、俺がか)。

宣伝とか。

読んでないし読める予定もないけれど、気になる新刊。愛蔵版 グレート・ギャツビー作者: フランシス・スコットフィッツジェラルド,村上春樹,Francis Scott Fitzgerald出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2006/11/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 1…