Considered in this way, the work assumes a kind of coherence that in turn derives from the 'class location' of the author. Frankenstein seems to center on the emergence of the industrial working class as a political and social force, seen …
序章 あなたはここにいる 世界の終わりから始めよう。さっさとそれを片付けて、もっと面白いものに話を進めよう。 まずは個人的な終わりだ。これから幾日もの間、息子の死がどのようなものだったか想像し、本来的にあまりにも無意味なものを何とか理解しよう…
酔っていてクリティカルに本が読めないので、気になっていた本の最初だけ翻訳。 ジャクリーヌ・ローズ『不眠について』、序章「恥」。 戦争責任問題やヴェール問題のみならず、一人称小説(いわゆる私小説)においても重要なトピックとなる「恥」について。…
自転車がパンクした、という友人のツイートをみて、ずっと忘れていた小さな出来事をふっと思い出した。 しばらく140字以上の日本語を書いていなかったので、リハビリを兼ねてこちらでかいてみる。 いうまでもなく、ある程度以上の距離を走る自転車乗りにとっ…
おまけ:パンク修理のしかた。 詳細はこのページに詳しいのですが、かんたんに説明しようとおもいます。 ○用意するもの パンク修理キット(百円均一のものなど) 空気入れ 0)(マウンテンバイク・ロードレーサーの場合)タイヤを外す。 たいがいのマウンテ…
つぶやいてはいたのですが、トロント帰宅後からひどい風邪をひいていました。いまも咳と鼻水は出るし頭は少しくらくらしますが(これはアメリカの強い薬のせいかも)、なんとか元気に学校にいっています。 風邪のくせに煙草を吸っていることを友人に突っ込ま…
Jan 5-11, @Toronto。 誕生日は郊外のGreektownとBrickworks Parkという古いレンガ工場跡ですごしました。Greektownは谷あいの街道を中心にした小さな町で、ギリシア人だけでなくメキシコ人、アジア系等多様な人種が集まったところなのですが、市の中心にあ…
Dec 30 Pm3@Albright-Knox Art Gallery 一週間遅れのクリスマスプレゼントを探してるうちに、美術館にたどりつく。ピカソ、デ・クーニング、ポラックあたりやシュールレアリスムのコレクションで有名なこの美術館は、2時間でさらっと見るにはあまりに充実し…
夜中に降り出した雨は朝方に今年二度目の雪へと変わり、午前中はちょっとした吹雪だった。昼過ぎにはやんで、写真を撮った時点ではだいぶとけてしまったのが残念…けど、すぐにもう雪はいいやとなるんだろうなあ。 作業が一段落したので、夜はちょっとがんば…
人権の授業の帰り道、とつぜんに下北の(スペルの間違った)ビレバンに行きたくなって、初めてひどく日本がなつかしくなりました。仲のいいひとといっしょに、階段を下りて入り口左手のマンガコーナーから入って、文学コーナーを素通りして、意味のわからな…
夜になるとすでに外気が0℃以下になります。一番の問題はタバコがひどくまずいことです。タバコ吸いのひとはわかると思いますが、タバコは外気との温度差が激しかったり勢いよく吸いすぎると、燃焼しすぎていがいがした味がするのです。対策考え中。The Seco…
5年位前から、気の合う友人や先輩と研究会を開くことが一番の楽しみでした。 ということで、日々のコースワークでいっぱいいっぱいにも関わらず、昨日はGraduate Group of Queer Studiesの初回ミーティングに参加してきました。今年は(予算がいくらでるか…
pm8 @Kleinhans Music Hall。*1 バッファローの地元文化財団の招待でV.S.Naipaulが講演をするというので、院の講義(ヴィクトリア文学:前回に続きGaskell, Mary Bartonなので割愛)のあと自転車でダウンタウンまで出かけてきた。 舞台袖からステージ中央の…
あなたを囲むように地面に円を書いて、それをまたがずに「外」に出られますか? この有名な論理クイズの答えは、「外」の定義を変えればいい、というものだ。普通に考えたら、あなたは円の「中」にいる。でもその円をどんどんどんどん大きくして、これが地球…
What is queer about Queer Studies Now?というタイトルの誌上討論会がCritical Inquiryであったのは数年前。 それからアカデミックな、それからノン・アカデミックな議論の空気は多少変化したけれど、「クィア批評のなにがヘンなのか(でありえる)」という…
海を見たことがないひとに、どうやって海を説明しよう? こちらでできた友達と研究(の方法論)話になるたびに、こんなポップ言語哲学的な寓話が顔をだす。 海を見たことがなければ海を説明できない(→文学は語りえない何かとの作者の葛藤である)、という友…
こっそりと。 更新したいのですがデジカメのケーブルを紛失し写真がアップできないので気が引けています。が、元気にやっています。 空気を読まずにへたくそな英語で変な(希望的観測では、ときどき面白い)ことをがんがんいう、というキャラとして位置づけ…
渡米にあたり、手元の本を一括大量放出中。 …150冊くらい分配したところで力尽きる。もしご興味のある方がいれば、少しなりともお引取りいただければ本も喜びます。 ラインナップは ・アメリカ文学(小説、批評:日英) ・理論(英中心) ・哲学(日中心) …
ご反応ありがとうございますー。 ちょっとだけ状況が変わったので、いったんここで締め切りにさせていただきたいと思います。 ご連絡くださった方には明日かあさってにでもご連絡差し上げます。今日は酔っ払っているので、おやすみなさい。
前回書いたことですが、まじめに詳細。8月19日からニューヨーク州立大バッファロー校Ph.Dに行きます。 たぶん五年間帰ってきません。 またちょこちょこ読んで書いていこうと思いますが、しばし、お元気で。
夏の旅行先はニューヨークに決定。ちょっと五年ほど、行ってきます。
すっかり夏のような気候に気持ちがゆるみまくり、論文を放り出して毎日のように昼からコロナや333を飲んでSFを読んで音楽を聴いて暮らしていました。この夏に予定している長めの旅行に思いを馳せつつ。どこに行こうかなあ。5/2 13時、メヲコラソン@吉祥寺so…
ジジェク「文化左翼は既存の支配体系に共犯的である!」 →ラクラウ「ジジェクのこのか、か、革命的(笑)な言い回しは…」 →宮本さん「so many people か、か、革命も瞬間の積み重ね!」 ということで、同居人shokou5のご指摘でエレカシ宮本さんがネグリアンだ…
Commonwealth作者: Michael Hardt,Antonio Negri出版社/メーカー: Belknap Press発売日: 2009/10/01メディア: ハードカバー購入: 2人 クリック: 3回この商品を含むブログ (4件) を見る誤解を恐れずに書けば、本書は極めて優れた文学批評である。 『帝国』三…
朝方の地震で、文字通りにつみあがった書類の山が崩れる音で目が覚める。おかげで夢の中で考えていた書類の内容を書きとめておくことができた。 恐ろしく薄給の塾でアルバイトをしつつ数ヶ月、なんでこの仕事をしているかといえば教えるのが楽しいで、それは…
6/8 10h @国立:JAAS Proseminar 一週間前に「英語で20分の発表をしろ」との無茶振りを受け、スケジュールの都合から結局3日でペーパーをでっち上げたプチ学会、無事終了。 _Lolita_のコテコテの物語論的読解に対する応答ペーパーだったので、歴史学・政治学…
遠藤久美子が元JUDY AND MARYの恩田さんや元THE BLUE HEARTSの梶原さんとバンドを組むぜといったら同居人に妄想扱いされた記念。
21h@東中野:noo アジア風そぼろまぜごはんという名前のついた、ご飯の上にレタス・パクチーとそぼろが乗っているだけのシンプルな丼。驚くほど単純明快ながらパクチーがとても美味しく食べられて、好きだった。 Ci De Desse Swingというジプシー・ギター・…
教訓は森奈津子が教えてくれた: SF欲も性欲も、一見陳腐で実は過酷な現実の前に、敗れ去ったのだ。 … 食欲の勝利だった。(森、pp.216) 17h、N氏@渋谷:cafe apres-midi。 コーヒーとエスプレッソで、お互いの論文完成に乾杯をする。 ジェンダー史を専門…
教訓は若干長いが、またも身も蓋もない: オリジナリティとは、探求するべきものではなく、全体の中での自分の位置を見ながら一つ一つの仕事を丁寧にやるなかで少しずつ差異化されていくものだ。 16h、M氏@国立:某所。 議論が盛り上がると、二時間はすぐに…