2006-01-01から1年間の記事一覧

Why It Aches

目まいのする散歩 (中公文庫)作者: 武田泰淳出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 1978/05/10メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 39回この商品を含むブログ (53件) を見るそういえば昨日会った友人が背中の真ん中くらいまであったはずの髪をばっさりショー…

Take Care of Yourself

23h0@S Cafe。エスプレッソ。読書。時間がゆっくりと流れる。故郷 (岩波文庫)作者: パヴェーゼ,河島英昭出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2003/06/14メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 36回この商品を含むブログ (21件) を見るイタリアのWW2前くらい〜の「…

100 Ways To

J.M.クッツェーが来る(初来日)というので、微妙に熱っぽかったけど国際ベケットシンポジウムの公開講演に行く(今年は年始からバトラー、パワーズに続き憧れの人が沢山来て嬉しい)。普通の背広に白シャツ、深紅のネクタイといういでたちのクッツェー氏は…

She Calls Herself Natural Beauty

19h30@立川中華街。カマキリくんとジェイさんと、翻訳の完成を祝って。僕とカマキリくんは修論発表会の影響で酒が飲めないぶん、食べる。羊飯と海鮮おこげが美味。給料が出たので新しいヘッドホン(レトロっぽい白のパナソニック)を買うと、世界が変わった…

2006092501

落ち込んでいても仕方ないので、明後日くらいにゲラが帰ってきたら最終稿をどこかに全文掲載したいなあ(にっくき山形浩生方式)。出版社の人も見てないし大丈夫だろうか。

20060925

原書の出版社の方から版権が降りず、一月くらいずっと関わっていた翻訳が出版直前でボツに。ちょっと何も手につかない。

Farewell Party For Summer

踏み切りを越えるとどこからか祭囃子が聞こえてくる。九月も残すところ一週間、川原近くの神社の辺りではもうとっくにいなくなってしまった夏を追い払うように御輿が出ていた。ふらふらと引き寄せられると、ビールと汗と焼き鳥の混ざった、けれどけっして夏…

Lying Lying

ようやくゲラ直しが終わる。註を一つ訳し忘れていたことに気づくという恐ろしい事態により、さらにもう一度全体をチェックする羽目に陥ったけれど、あとはポストにぽいして僕の出来ることはおしまい。雑誌の詳細は、十月六日発売の『現代思想』十月増刊号ジ…

Innocent World

朝、宇宙人の血のように青い空(スピッツ「愛のことば」より)。どこにも行けないのでせめて愛車ヴェネツィア号(ミドリ02号、サラちゃんなど幾つかの異名を持つ)の空気チューブを取り替える。それだけでペダルが10%くらい軽くなった気がする。終わらない…

Or All The Seas With,

どんがらがん (奇想コレクション)作者: アヴラム・デイヴィッドスン,殊能将之出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2005/10/26メディア: 単行本 クリック: 21回この商品を含むブログ (126件) を見る 「警官が見つけて、持ち主が現れるまで保管しておく自転…

I Shall Name You

仕事帰り、友人(以下水星さんと呼ぶ)と食事。 18h30@茶寮(SARYO)。秋鮭の焼き物と豆腐ハンバーグで、半年遅れのそれぞれの大学院入学・就職を祝う。味はまあまあだけど、店が上品な和カフェで非常に落ち着く。帰り際、テイクアウトでシフォンケーキの耳…

Always Already

「論争の決着は、自然の表象の原因であり、その結果ではないのだから、この自然という結果を、なぜどのようにして論争が決着したのかを説明するために用いることは決して出来ない」 …(中略)… 後半の「自然」を文字どおりに取り、かつそのすぐ後ろにある「…

He Is Not

モンゴル人、ではなくてモンドリアンでした。

If Only I Can

台風の影響で横浜も雨。友人(以下便宜上シメサバさんと呼ぶ)と滑り込みで「日本×画展!―しょく発する六人」に行く。 目当ての中村ケンゴがよかった。ワンルームの間取り図を素材にモンゴリアン(この名前がいつも出てこない)のコンポジションをパロった「…

As Always

例によって例のごとく、下北で買い物→しょこうくんと飲む。 20h0@M。二軒目。ワインが飲みたい、と連れて行ったくせに、僕、デュボネー。しょこうくん、黒生。 入店するとしょこうくんの様子がおかしい。カウンターに腰掛けた坊主頭の五十がらみの男性の方を…

Is There Any Address Which Is Not?

午前三時、担当編集者のOさんに送って、翻訳がとりあえず自分の手を離れる。明日から数日間は自由に使えると思うと、休みの前の日の小学生みたいに眠気が吹っ飛んだ。何して遊ぼうかな。

I Am My Relation To You

よって、遡及的に、ある種の謙虚さをもって、はじめに私とはあなたとの関係だった、と言うことが出来るかもしれない。それは呼びかけ、呼びかけられる曖昧な関係であり、その人なしでは私が存在しえず、その人に頼らなければ生き延びることも出来ない「あな…

20060914

バトラッシュ、僕はもう疲れたよ。何だかとっても眠いんだ。

That's Up to You

ある意味で倫理的立場とは、カヴァレーローの主張するように、「あなたは誰なのか?」と尋ね、それに対するいかなる完全な、最終的な答えも期待せずに、それを尋ね続けることにある。(Judith Butler, "Against Ethical Violence")

20060909

編集と翻訳のお仕事が同時に締め切り前を向かえ、軽く修羅場になっていますが、僕は元気です。メールの返事等しばらく遅れる可能性がありますが、火曜には復帰すると思います。色々断りまくっていてごめんなさい。かしこ。

Called into Being

友人と連れ立ってインゴ・マウラー展(LEDを散りばめた星空みたいな硝子のテーブルと、電球を頭にした鵞鳥!)、ICC(改装後初めて行ったが、相変わらず楽しい)。 19h30@新宿ハイチコーヒー。友人と別れ、一人でさくさくと食事しようと思って入るがやけ…

20060830

八月もあと二日と言うところで風邪なのかなんなのかわかんないけどノックダウンしました。色々ご迷惑かけてごめんなさい。

Out-In-Out

ようやく翻訳に取り掛かり、朝からぺちぺちと打ち込んでいます。遅々として進まず。 知人に言われたように、訳しながら打つのではなくて頭の中である程度訳文を作ってしまってから息を止めてえいっと打ち込むと、少しだけスピードが上がった気がします。レヴ…

Beside Yourself

こんな夜更けにバナナかよ作者: 渡辺一史出版社/メーカー: 北海道新聞社発売日: 2003/03メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 53回この商品を含むブログ (68件) を見るES細胞と倫理と障害と「共生」と「自立」についての長いコメントを書いてたらFIREFOXが突…

How to Pretend Not

16h30@cafe apres-midi。語学の授業をサボってお茶。夕方のapres-midiの窓(通りに面したほうじゃなくって隣のビルとの間にある細い窓)は水族館みたい。Yo La Tengo "I AM NOT AFRAID OF YOU AND I WILL BEAT YOUR ASS"購入。幸福。 ここ何日かで読んだ本…

Making Sense of Yourself

久しぶりに本屋探索@吉祥寺LIBRO。relaxが今月(来月?)で休刊らしい。どうも最近のマガジンハウスの方針はようわからん。ku:nelも今ひとつだし。ぶつぶつ。 急にビートな気分になりブローティガンやらケルアックを購入。高橋源ちゃんのブローティガンの解…

A Perfect Day to Skip the Class of German

17h30@自宅、ミントをたっぷりと乗せたタイ風鶏ご飯。魚焼きグリルでちりちりになるまで焼いた皮が美味。窓を開け放って『回転木馬のデッドヒート』をぼうっと読みつつサリトスを飲む。明日も暑い。心おきなくカフェで誰かと喋ったり昼間からビールを飲んだ…

20060819

一応僕は海育ちで、学部時代は夏の度に半裸で数週間自転車を漕ぐような生活を送ってきたので日焼けには強いと思っていたのですが、ここ二年間の軟弱院生生活でめっきり肌が弱くなってしまったようです。海から帰ってからやたらと肌が痛い。さっきから研究室…

Being Kind to Someone

夏期休暇中。 友人とダイアログ・イン・ザ・ダークというイベントに行ったり、ワタリウムのナム・ジュン・パイク展にようやく行ったり、別の友人らと車に乗って海に行ったり。 ダイアログ・イン・ザ・ダークはとても面白かったけど、また行くつもりだからこ…

20060815

翻訳が不安になって某所で色々質問していると早速友人にばれてからかわれる。shintakさまをはじめ、皆さん本当に有り難うございます。 Believer誌のJudith Butlerインタビュー、"Peace is a resistance to the terrible satisfactions of war"読む。こちらも…