彼女は美しかったか否か?


人権の授業の帰り道、とつぜんに下北の(スペルの間違った)ビレバンに行きたくなって、初めてひどく日本がなつかしくなりました。仲のいいひとといっしょに、階段を下りて入り口左手のマンガコーナーから入って、文学コーナーを素通りして、意味のわからないティッシュ箱カバーにわらい、写真集を冷やかし、飛び出す絵本にきゅんとしたい。

今週はJacqueline Roseによる"Belief"という講演がありました。アレントのナチズム論、カーモードの"The Sense of an Ending"、それからフロイトシュレーバー症例をつなぎながら、全体主義の心的政治に切り込もうというのが講演の主眼でした。まだwork in progressのようで、じゃっかん結論が弱い観がありましたが、ともあれ、きわめて刺激的な経験でした。

期末ペーパーの発表が始まり、ヴィクトリア朝文学と19世紀アメリカ文学と人権と精神医学についてのゼミおのおののビブリオ作りでわたわたしているので、しばらくは本の話はおやすみです。
まいにち朝はひどく霜がおりていて、たぶん再来週までには雪が降り始めるだろうとのこと。自転車通学もそろそろおしまいかもしれません。

11/13ついき:
はてなフォトのテスト。画像は一週間前の昼食、ケイジャン・ピラフと野菜の煮物…だとおもう。
さいきんは入手できる調味料の関係から中華三昧です。バッファローはアジア系が多いので和の調味料も手に入るんですが、値段が三倍くらい違うので。手に入るものは意外に手に入るんですけどね。豆腐とか四丁くらいで1.5ドルとお安いですし。しかし中華の料理酒や酢を使ってるとどうしても和の味にならないので、キクラゲを買ってムーシーローを作ったりしてます。これからは料理ブログにしよう。