か、か、革命も瞬間の積み重ね

ジジェク文化左翼は既存の支配体系に共犯的である!」
ラクラウ「ジジェクのこのか、か、革命的(笑)な言い回しは…」
→宮本さん「so many people か、か、革命も瞬間の積み重ね!」

ということで、同居人shokou5のご指摘でエレカシ宮本さんがネグリアンだとわかり、よろこびいさんでか、か、革命@津田塾大学ポスコロ研究会。
Hardt and NegriとButlerの最近の仕事をSpivakを通して読み、翻ってHardt and NegriとButlerを通してSpivakを読むとなにがみえてくるかな、という感じのことをだらだらとしゃべる。
Spivakの魅力はなんだか神秘的なところだ、というS先生のご意見に大いに賛同しつつも、僕にとっての彼女の魅力は硬派なところというか、あちらこちらを切り付けつつも真っ直ぐに前を見ている、そんなところ。Nina Baymや最良の上野千鶴子のようなフェミニスト批評を思わせる、ためらいのない前向きさが無性に元気にさせてくれる。彼女のそんなところを少しでも人に伝えられるような論文になればいいと思うのですが。

A Critique of Postcolonial Reason: Toward a History of the Vanishing Present

A Critique of Postcolonial Reason: Toward a History of the Vanishing Present

Pm8 Mさん@国分寺ラジオキッチン。
ポストコロニアル研究会のあとにアフリカンシチューとクスクスを食べて世界にケンカを売る。
アフリカンシチュー、という全くもって正体不明の名前の食べ物は、チキンのトマト煮込みにピーナッツクリームが入ったもの。これがまたびっくりするほど合う!硬めの黒パンに乗せてかみしめると、小麦とピーナッツの香りが互いを引き立てあい、というかこれはピーナッツサンドという至高のジャンクフードをエキゾチックにしたものなのでした。あわないはずがない。クスクスも優しい味で美味しかったです。