20060223

Ev、ガヤトリ・スピヴァク『文化としての他者』適当に流し読み、その後レポートのためにMahasweta Devi, _The Imaginary Maps_再々々読。SpivakがDeviを評価するあり方は、一言で言えば彼女が「関係の失敗」を描いているから、ということにあるだろう。その辺のくだりは非常によくわかる。ただ最近の読書経験から僕としては帝国/あるいはナショナルな主体がサバルタンに向ける「欲望」の方が気にかかる。レポートはそういう方向になりそうで、最近の読書のまとめとしてはいいんだけれどどうも読んだ本から影響を受ける(というかはまってしまう)のはよくない傾向だなぁ。

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今年になってから、いい出会いが続いている。
先月は憧れの人が来日した。先日はまた別の憧れの人とお知り合いになれた。
そして、今度は今僕が一番憧れている人と会うことができるかもしれない。それどころか面と向かって話をすることができるかもしれない。もうちょっとありえないくらいワクワクしている。
 
その一方で、この春は、いろんな人と会えなくなる。ひょっとしたら学部を卒業した去年よりも辛いかもしれない別れがいくつもある。春のアンビバレンス。
「すばらしい日々」とか、「ラッキープール」とか、「プライマル」とか、「ラブ・アンド・ドリームふたたび」とか、昔好きだったバンドのラストシングルはいつもそんな矛盾した春の匂いがした気がした。別れと旅立ち。色々片付いたら何よりもまず酒を飲もう。付き合ってください。