20050518

昼、吉祥寺で友達と久しぶりの食事。楽しい。ハモニカキッチンは昼に行くと妙に健康的な気持ちになる。ロフトにて文通用の葉書(裏面が畳になっているもの)購入。夜、国分寺の友人が店長をやっているジャズバーへ。
 
仕事はどう?と尋ねる。
 
楽しいよ。店長になって半年経って、ちょっとわかってきた、かな。
僕の仕事は音楽をかけてお酒と料理を出すことだけれど、やることっていうのは毎日違うんだ。天気や、来るお客さんや、お客さんの気分や、勿論僕自身の気分によっても。
たまに、本当にごくたまにだけれど、お客さんと話しているうちに、一枚のレコードが終わったら次にこれをかけよう、というのが、選択肢としてでなくって、すっと自然に決まることがあるんだ。考えないでも、まるで体が分かっているみたいに。それがずっと続いて、一つの物語になっているみたいな。
そういう日は、僕とお客さんが音楽を通じて一体化しているような感じがして、それって言葉には出さないけれどコミュニケーションだと思うし、お客さんが「いい曲だね」って言わないような、意識しないけれど何となくいい気分になるような、そういう仕事が僕はしたい。もっとも、三ヶ月に一回くらいしか、そういう夜はないけれどね。