村上春樹『中国行きのスロウボート』

中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)
先日、寮に住む友人の引越しを手伝っている際に寮のごみ収集所で見つけたもの(他にも10冊ほど拾った)。以前にも書いたように村上春樹は高校まで読んでいなかったこともあり、ときどき有名なのが抜け落ちていたりする。けれど未だ読んでない村上の小説があったり聞いたことのないビートルズのアルバムがあったりするのはいざというときにすごく助かるので、ゆっくり食いつないで生きたいと思う。
そんなことは関係なく、この本は実は持ち帰ってみたら家にもあった。少し気になることがあって再読。表題作は好きだが、何というか若い。