20060601

煮豚を作ったところ、あまりに旨かったため気がついたら(作りだめにと思って煮込んだ)300グラムを完食。明らかに食べすぎで、半時間後には気持ち悪くなり、本も読めず眠りも出来ずうごめいていました。
仕方ないので布団の中で先日友人に借りたこれ↓をぱらぱらとめくっていたら外が白みはじめました。今からお仕事一日目です。

気になる部分

気になる部分

翻訳者・岸本佐知子のエッセイですが、やっぱりベイカーとか訳しているだけあってこの人も相当ヘンな人なのですね。わかってはいましたが、しみじみと感動。いやぁ、ステキだ。
個人的には特に小学生時代の話が秀逸だったのですが、とりあえずわが身を振り返ると、(どんなに印象深いものでも)昔あった出来事のこれほどまでに細かいディテールは覚えていないよなぁ、と妙なところで感動してしまいました。やっぱりこの人(「あとがき」で自分自身書いているように)執念深い。翻訳者なんてこういう偏執狂みたいなところがないと勤まらないんでしょうか。