20060216

午前中は美術の講義のレポート。
Andy Warhol、"Diamond Dust Shoes"について書こうと思うが、Fredric Jamesonのポストモダニズム批判とSusan SontagからのQueer Warhol論(師匠の本を引用しつつ)の整理で終了。何も新しいことが言えなかった。論文の狙いとしては同性愛運動を後期資本主義とアメリカのナショナリズムの文脈の中に置きなおしたかったのだけれど。しかし論文が失敗した理由ははっきりしていて、上の二つの議論が実は殆ど同じことを言っていたからだった。考えて見れば当たり前だが少し面白い。Warholは絵のためにと言いながら二千足の靴を買うあたりがえらい。

午後、サークルのOBの人と半年以上ぶりに会い、ラーメンを奢ってもらう。その後吉祥寺で簡単な買い物(ネクタイ、水、医薬品)をして、夕方から品川で某大手外資系の筆記テスト。隣の席の女の子に親切にしたらやたら話しかけられ、メアド交換を持ちかけられる。流石出会い系。思えばこの会社の説明会も男女共に綺麗な格好をしていた。
夜は国分寺でサークルの後輩と上記のOBさんで飲み、ボウリングへ。こういう時間はずいぶんと久しぶり。家に帰って、なんだか眠れないので買ってきた水を飲みながらJohn Irving, _Setting Free the Bears_読む。夜は雨が降った。